大学生5人による共同生活のはじまりが最初の引越し
私が初めて親元を離れて生活をしたのは大学の時分だった。 当時私は池袋のとある大学に通っていた。 そのころ実家は神奈川にあったため、通学するのにはなんの不便もなかった。 大学でできた友人も同じように東京近郊に住んでいたので、親元を離れて生活をするべき理由は特に見当たらなかった。 そんな学生最活を送っていたある日、大学の友人のひとりが面白いことを考えたと、みんなを集めて学食にいった。 友人はテーブルに大きく雑誌を広げると「皆でこの物件に済まないか」と提案した。 雑誌に掲載されていた物件は池袋駅から徒歩25分、、大学まで徒歩15分という距離にある二階建ての一軒家だった。 古いが間取りが広い物件で1階部分には大きめのリビングと部屋が1つ、2回には小さな部屋が4つあった。 家賃はひと月18万円。 5人で住む計画のため、一人当たり3.6万円という一人暮らしでは到底考えられない破格の値段になった。 値段が安かったのも魅力だったが、なによりも友人と一緒に暮らすということがとても魅力的に思えた。 皆もそう思ったのか、このプランに賛成し我々は共同生活を始めることになった。 まずはこの物件に引越しをするところから物語が続いていく。