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引越はプロに頼むことで格段に作業が楽になる。

引越し当日になると予定の時刻に引越し業者がやってきた。午前11時くらいだったと記憶しているが、自宅の前に小型のトラックがやってくると、大きな声で挨拶をしてくれた。引越しのアルバイトスタッフなのだと思うが、しっかりと教育されているという印象が持て親しみが湧いた。スタッフは1名だったが、小気味良いリズムでどんどんと荷物をトラックへと積んでいってくれた。私も何か手伝おうかと思ったが、お任せくださいと引越し業者の方が言っていたし、手伝うことで逆に邪魔になってしまいそうな雰囲気もあったので、傍らで見守ることにした。30分から一時間くらいで荷物の積込みは完了し、これから新居にお届けしますということでその場は別れた。 私は家族や近所の方に別れの挨拶を告げると、電車で新居に先回りすることにした。引越しといってもそんなに遠くに移るわけではない。ものの1時間ほどで新居にはついた。まだ何も置かれていないガランとした空間。そこはこれから始まるであろう新生活への希望が詰まっていた。 思っていたよりも早く引越し業者は荷物を持ってきた。再度気持ちいい挨拶と共に現れた引越スタッフは、リズムよく荷物を部屋の中へと持ってくる。私は性格が細かいため、事前に詳細な間取り図を作っていたが、私が置く場所を指示するとすぐにその場所へと荷物を置いてくれる。自分で引越ししていたらどれだけ苦労があったのだろうかと想像すると引越料金はとても安いものに感じられた。 引越作業は1時間ほどで終わった。すべての荷物が運び込まれると部屋も少し生活の色が出始めた。さらに夕方までに買っておいたすべての荷物が届き、私の新居は完成した。 2DKという間取りだったので、ご飯を食べたりテレビを見たりするリビング的な部屋をひとつ、中心にベッドを置き、端に勉強机をおいた寝室兼自分の空間的な部屋をひとつつくった。渋谷のマンションでは家にいる間中、歩いて移動をすることがほとんどなかったが、空間を分けたことで気分的にすごく爽快になった。暮らしやすさが断然変わったように感じられた。 こうして池尻のマンションはとても気に入った空間となり、3年くらい住むことになった。その間も仕事は忙しく、家に帰って睡眠をとったら、出社するというハードなリズムではあったが、休日は自分で料理したり、友人を招き入れる余裕も出てきた。 人間の暮らしにとっていかに住空間が大事かを痛感したのがこのマンションでの教訓だ。 また引越はプロに頼んだほうがプラスになることが多いとしれたのもありがたかった。