見ず知らずの1600km離れた場所への引越しは不安が一杯。

私はよく変わり者だと言われる。 東京ではサラリーマン生活を送っていたが、自分の人生をかけて何を成し遂げたいのかを考えた結果、サラリーマンとしての人生に終止符をうつことにした。 私は作家として食べていく、30歳を迎えるにあたってそう心に決めたのだ。 もう一つ実現したかったことがある。 それは沖縄で暮らすことである。 幼少期に父親の転勤で様々なところに住んだが、沖縄にも半年ほど住む機会があった。 まだ、幼かったので記憶は曖昧な部分もあるが、よい記憶として私のこころにずっと残っていたのだ。 そんなこともあって、沖縄で作家を目指そうというのが当面の私の目標となった。 沖縄と言っても島は広い。 また沖縄本島をはじめ宮古島や石垣島など多くの島々からなっている。 本当はゆったりとのどかな離島に暮らしてみたかったが、最終的には沖縄本島に決めた。 何故なら作家を目指すと言っても食べていけるようになるまではアルバイトなどでも働いて日銭を稼がなくてはならなかったからだ。 沖縄の雇用状況は厳しかったが、離島においては沖縄本島比べてさらに状況は悪くアルバイトでも働き口を見つけることが困難だった。 結果私は沖縄の中心街の那覇市にほど近く、近辺にも綺麗な海が広がる浦添市というところに引越すことにした。 那覇市と普天間基地がある宜野湾市の間にある市だ。 物件はインターネットで探して契約をしたが、正直詳細な周りの状況はわからない。 インターネットや観光誌などで情報収集をしたが、やはり想像の域を出なかった。 見ず知らずの土地への引越し、地続きでない場所への引越し、約1600kmもの距離の離れた引越しは不安が一杯であった。 もちろん同時に希望もつよかった。 ある程度安定があって、将来が約束されているサラリーマンという生活と違い、将来どんなお宝に出会うかもしれない大冒険、それが私の選んだ人生だ。 面白いことも、つらいことも人よりも多く経験できるのではないかと思い、大きな不安と大きな希望を胸に抱き引越し準備を進めた。

  1. 東京との別れ|沖縄での暮らし|私の引越し物語
  2. 旅立ち|沖縄での暮らし|私の引越し物語